
ロングテールSEOとは、一つのキーワードだけでは検索回数が少なく、アクセス数があまり見込めないようなキーワードを広範に収集し、それらのキーワードに対して丁寧に、SEO施策することで、ビッグキーワードに匹敵するくらいのアクセス数を稼ぐというSEO手法です。また、トップページだけではなく、下層ページを含む全ページに最適なキーワードを施すことで、閲覧ユーザーの探している情報ページへ適切に誘導することもできます。
企業がSEO対策を実施する目的は、サイトに多数の見込みユーザーを集める“集客”だと思われますが、この考え方では本当のSEO効果を実現できているとは言えません。SEO対策を行う場合、たいていのサイトが「どんなキーワードで検索されるのが望ましいか?」という、対策したい企業側の希望でキーワードを決めていると思われます。
しかし、この方法だと意外に効果の高い「ミドルキーワード・スモールキーワード」を見落としてしまう可能性が非常に高いのです。
一方、ロングテールSEOは、「ニッチワード」中心のSEO対策と言えます。
「一つひとつのキーワードの検索母数は少ないが、コンバージョン効果が高い」という意外なキーワードも存在します。よって、それらのキーワードを対象サイトの関連ページに施策し、アクセス数を集める対策が、今後のSEO対策で非常に有効であると考えれています。それが、『ロングテールSEO』です。

ロングテールSEO戦略のキーワード対策とは、例えばマンション関連のキーワードでいえば「新築マンション」や「分譲マンション」などのビッグキーワードではなく、「東京都 新築マンション」や「千葉県 中古分譲マンション」などの、より絞り込まれた情報である複合ワードが中心となります。
他にも「東京都 新築マンション」「東京 新築マンション」の違いや、「千葉県 中古分譲マンション」と「中古分譲マンション千葉」などの検索時の細やかな違いを見逃さず、これら一つひとつで上位を獲得するのが、ロングテールSEOの基本的な戦略となります。
ロングテールキーワードの検索回数は、「新築マンション」などのビッグキーワードの検索回数の数百分の一しかありませんが、逆に、ロングテールキーワードを数百も集めることができれば、「新築マンション」の検索回数にも匹敵するくらいになります。そして一旦、そのキーワードを探し当てることができれば、激戦区の「新築マンション」よりも、はるかに容易で、新築マンションと同等の検索回数を持つ数百キーワードを上位表示することができ、コンバージョン数も期待できます。
ロングテールSEOにおいては、このようなキーワードマーケティングがSEO戦略上の重要な作業となります。
ロングテーキーワードで検索するユーザーは、欲しい情報(ニーズ)を探しているため、ロングテールキーワード対策を施している検索結果の上位サイトの下層ページなどに流入します。このページで提供されている情報とユーザーが欲しい情報とが、高い確率でマッチします。これにより、お問合せや資料請求の申込みにつながります。
「新築マンション」などのキーワードにアクセスの大半が集中していると、Googleのインデックス更新やアルゴリズム更新などで、大幅な順位変動があったときに順位下落による事業リスクが高まります。その点、ロングテールSEOでは、数十・数百ワードで上位表示しているため、インデックス更新やアルゴリズム更新が発生しても、必ず何割かが上位に残り、一定の安定的なアクセスを確保することが可能です。つまり、リスク回避につながります。
ロングテールキーワードは、一つひとつの検索回数が小さいため、ビッグワードの検索回数と比較すると、SEOの注力度合いは分散されることになります。自社のビジネスに直結するロングテールキーワードを広範囲に収集・精査して、一つひとつのキーワードに対して丁寧にSEOを施すことができれば、上位獲得のために費やす高い報酬コストを低水準に抑える一方で、高い費用対効果を実現することが可能です。
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